赫聖の妖騎士ってデスピアより相剣で使った方が強くね?

皆さんこんにちは

フフフシキです。

今回は1/17に発売する遊戯王の新弾「サイバーストーム・アクセス」にて収録される新規カード「赫聖の妖騎士(デスピアン・ルルワリリス)」について考察していこうと思います。

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考察とは言いましたが、実際のところは「あれ?こいつデスピアで使うより相剣で使った方が強くね?」と思ったのでその辺について語っていこうかと思います。

 

まず素材はレベル4チューナー+チューナー以外1体以上と非常に緩く、多少デッキを選びますが汎用12シンクロ枠になり得る素材指定です。

 

そしてその効果は

①1ターンに1度、自分・相手のカードがEXデッキから離れた場合に発動でさる。自分フィールドの全てのモンスターの攻撃力は500アップする、その後、フィールドの表側表示のカード1枚を選んでその効果をターン終了時まで無効にできる。

はい、強いです。

この「EXデッキから離れる」というテキストはEXデッキからモンスターが出てきたり、EXデッキから直接墓地に送った場合でも発動するのですごく使いやすい効果になってます。

そして永続的な全体500アップのバフに対象を取らない無効効果。

2500という打点の低さも納得の効果となってます。

そしてさらに②の効果

②:このカードが墓地へ出られたターンのエンドフェイズに発動できる。

手札・デッキから攻撃力と守備力の数値が同じ魔法使い族・光属性モンスター1体を特殊召喚する。

 

これは主にエクレシアとカルテシアをサーチする事を主旨とする効果ですね。

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まぁそんな感じでデッキは選ぶ汎用枠みたいな顔してるルルワリリスさんなんですが、実はこれデスピアンと言いつつデスピアより相剣で使った方が圧倒的に出しやすいんですよね。(デスピアでも割と簡単に出せる)

 

というのも

このカード、相剣のよくある初動展開にノーリスクで組み込ませる事ができるんです!!

展開に必要な札は莫邪と龍淵の2枚

ただし白の聖女エクレシアで莫邪を、龍相剣現で莫邪と龍淵を代用する事ができるので

実際はかなり揃えやすいんですよね。

そして肝心の展開ルートですが、

 

 

莫邪NS ①効果でトークン生成

莫邪+トークンで赤霄SS

赤霄の①の効果で相剣罠カードをサーチ(この時莫邪の②をチェーン2にしてうららケアをするのがオススメ)

龍淵の効果でサーチした相剣罠を捨てて自身をSS&トークン生成

赤霄の②の効果で墓地の相剣罠を除外し龍淵の効果を無効

除外された相剣罠の効果でトークン生成

赤霄+トークンで赫聖の妖騎士SS

龍淵+トークンで七星龍淵or承影SS(龍淵効果で1200バーン)

 

最終盤面

赫聖の妖騎士+七星龍淵or承影

と言った感じです。

そして相剣使いの方なら分かると思いますが2枚を使ってここまで動けるなら残りの3枚でさらに展開を伸ばす事もできるんです!!

龍淵の効果を無効にしたタイミングで妖眼の相剣師に繋ぐも良し、大霊峰相剣門の効果で赤霄を蘇生させるも良し、相剣暗転のような汎用除去もありますしね。

 

そしてこの動きの強みとして普段よく見る最終盤面の

承影or七星龍淵+赤霄

の並びとの差別化点ですが、まず赫聖の妖騎士を召喚する事で全体500アップの効果により七星龍淵や承影の場持ちが格段に上がります。

承影の場持ちは元々良い方ですが、そこに500アップのバフがかかる事で相手目線、打点的な突破がかなり難しくなります。

そうなると相手は効果破壊を狙ってきますが、戦闘で耐性を使わずに済む分、耐性効果を効果破壊のみに、回す事ができます。

そして基本的に効果破壊されるとなると相手のメインフェイズですよね。

という事は必然的に相手メインフェイズに②の除外効果を使いやすくなります。

また、七星龍淵の場合も同様で、除去には弱いが確実に2400のバーンを通せる3400打点になり、場に残る可能性は2900打点より遥かに上がります。

また、赤霄を墓地に送る分、先行展開で腐りがちな大霊峰相剣門がめちゃくちゃ使いやすくなるんです!!

これって何気にすごい事なんですよね。

これにより、初動2枚+大霊峰があれば最終盤面にルルワリリスが1枚増えるという構図になります。

で、ルルワリリスの強さは前記した通りです。

 

そして、この展開のもう一つの利点は相剣に不足しがちな2ターン目以降の安定性を飛躍的に上げる事ができる事です。

今まではデッキの性質上1ターン目に莫邪と龍淵を1枚ずつ消費するので、万が一相手に後攻で返された時に2ターン目以降にそれらの初動札を握れていないと再展開がしづらかったし、それが相剣の弱みだったんですよね。(一応2ターン目以降は泰阿も初動札にはなり得るが)

ただそんな相剣の弱みを解消できるのがこの赫聖の妖騎士なんです!!

というのも赫聖の妖騎士は②の効果で墓地へ送られたターンのエンドフェイズに白の聖女エクレシアをSSできるんです!!

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という事は2ターン目が始まる時点で既にフィールドにエクレシアがあるのでそのエクレシアを莫邪に変えるなり、泰阿に変えるなりして安定した初動に繋ぐ事ができるんです!!

 

ただし、一応この動きにもデメリットというか今までの相剣の基本展開に劣っている点があります。

それは

フィールドに赤霄が残らない事です。

赤霄+承影の並びはフリチェ無効+除外効果というかなりやりたい放題ができるのに対し、今回紹介した動きは相手が動かなければこちらもそこまで動く事ができない点です。

ただし前記した通り大霊峰による赤霄の蘇生や、突破された際の再展開の安定性などを駆使すれば基本展開より安定した強固な盤面を作る事ができます。

 

まぁこの辺は好みというか初動札以外の3枚によって展開を使い分ける感じで良いと思います。

そもそも今回紹介した展開って相剣のEXデッキに赫聖の妖騎士1枚突っ込むだけで展開は可能なので、エクストラの枠があるなら入れといて損はない程度に考えておいたら良いと思います!!

 

以上!

友人の相剣デッキにボコボコにされてるうちに友人より相剣の弱みを理解した伏木でした!!